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仮想通貨XVG(ヴァージ)とは?バイナンスで買えるアルトコインを解説!


仮想通貨ヴァージのアイキャッチ

急騰するアルトコイン。

あなたはもう持っていますか?

アルトコインの種類は数百にものぼると言われており、世界一の取引量を誇るバイナンスでも、ビットコイン建てで買える通貨は執筆時点(2017年12月)で89種類もあります。

しかし、まだまだ世に出ている情報は少なく、略称だけ見てもさっぱりという方も多いでしょう。

そこで今回はXVG(ヴァージ)について調べてみました。

XVG(ヴァージ)ってどんなコイン?

まずはXVG(ヴァージ)の基本情報です。

 


単位:Verge、XVG
発行上限:約165億枚
流通量:約144億枚
誕生:2014年10月
※流通量は記事執筆時(2017年12月21日)のもの。

XVG(ヴァージ)の公式サイトによると、

Vergeとはプライバシー重視の人向けの分散化された暗号通貨です。プライバシーのために複数匿名ネットワーク、TORやi2Pなど採用しています。そして安全性を支えるとマイナーにコインの公平な分配を確保するために、5つのアルゴリズムを採用しています。

とされています。

Dash(ダッシュ)、Monero(モネロ)、Zcash(ジーキャッシュ)のような匿名通貨の一種ですね。

TORとは?

Tor(トーア、英語: The Onion Router)とは、TCP/IPにおける接続経路の匿名化を実現するための規格、及びそのリファレンス実装であるソフトウェアの名称であり、P2P技術を利用したSOCKSプロキシとして動作する。Torという名称は、オリジナルのソフトウェア開発プロジェクトの名称である「The Onion Router」の頭文字を取ったものである。

Torのリファレンス実装は、WindowsやmacOS、Linux等の各種Unix系OSで動作する。Windows版では設定済みのTorとMozilla Firefoxをセットにし、USBメモリに入れての利用を想定したゼロインストールパッケージも用意されている。

Torは主として接続経路を匿名化するものであり、通信内容を秘匿するものではない。Torでは経路の中間に限り一応の暗号化を行っているが、経路の末端では暗号化が行われていない。通信内容の秘匿まで行う場合は、TLSなど(HTTPSやSMTP over SSLなど)を用いて、別途暗号化を行う必要がある。

TOR-Wikipediaより

i2Pとは?

I2P(The Invisible Internet Project: 「不可視インターネットプロジェクト」)とは、コンピュータネットワークによる通信の始点と終点を匿名化し、さらに端点間の通信内容も暗号化するという方法で匿名化されたネットワークを構成するソフトウェア、およびプロトコルの名称である。

I2Pにおける通信では端点は暗号化された識別子(公開鍵暗号の鍵ペアにもとづく)によってネットワーク上で一意に識別される。TCP/IPによる通信がホスト名(IPアドレス)とポート番号によって一意に識別される事と似ている。このI2Pの端点識別子からはIPアドレスを知る事ができないため、ネットワークの利用者、サービス提供者ともに匿名での通信が可能になっている。

I2Pは既存のTCP/IPネットワークの上にオーバレイされたネットワークとして機能する。I2PネットワークのAPIを直接使ったアプリケーションの開発が計画されているが、今のところ存在しない。かわりに、既存のアプリケーションをI2Pネットワークを通信路として利用できるようにするためのブリッジ(プロキシ)ソフトウェアI2PTunnelが提供されている。

I2P-Wikipediaより

XVG(ヴァージ)の特徴

XVG(ヴァージ)の最大の特徴は、オープンな取引と秘匿な取引を1つのブロックチェーン上で簡単に切り替えて使用できることにあります。

つまり、取引の透明性が必要な場合はオープン台帳、プライバシーを保護したい場合にはプライベート台帳といったように、使い分けができるということですね。

これはXVG(ヴァージ)に搭載されるために開発された技術です。

またXVG(ヴァージ)はビットコインなどに比べて圧倒的に発行量が多い点もポイントです。

クジラといわれるような大口保有者による寡占状態を防ぐためのものですね。通貨所持者の分散は、ビットコイン開発者のサトシ・ナカモトの理念でもある中央集権からの脱却にも繋がっています。

XVG(ヴァージ)の相場チャート

ヴァージのチャート

引用元:coingecko
※チャートは2017年12月時点での直近3ケ月内のものです。

2017年12月12日(火)には1円台だったものの、2017年12月20日(水)には16円台後半まで上昇!

24時間取引量も急増しています。

XVG(ヴァージ)のマイニング情報

XVG(ヴァージ)のマイニングは、マイニングプールから行えます。

VergePools

採掘アルゴリズムは、複数のProof-of-Work(Scrypt, x17, groestl, blake2s, lyra2rev2)を採用するマルチアルゴリズムマイニングです。

XVG(ヴァージ)はバイナンスで買える!

XVG(ヴァージ)はBinance(バイナンス)から買うことができます。

バイナンスでは円を使うことが出来ないので、購入する場合はBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)を国内の取引所からバイナンスに送金しましょう。

バイナンスは世界一の取引高を誇る取引所ということもあり、日本語対応もしているので使いやすく、おすすめです。

バイナンスを始める

※XVG(ヴァージ)は2017年12月現在、国内の取引所では取り扱いをしていません。特に匿名通貨は日本ではホワイトリスト入りが遅れることが予想されますので、今後も国内売買は難しいと考えたほうが良いでしょう。

まとめ

XVG(ヴァージ)のおさらいをしていきましょう。

  • 匿名通貨の一種
  • 2017年12月に高騰
  • 発行量が非常に多い
  • 国内取引所では取り扱いなし

現在のアルトコイン高騰を考えても要チェックなコインですね。

将来が楽しみな通貨の一つです。是非購入の参考にしてみてくださいね。