仮想通貨TRON/TRX(トロン)とは?バイナンスで買えるアルトコインを解説!
中国の取引所バイナンスでICOが行われたとき、30秒で即完売した仮想通貨があることはご存知ですか?
それがエンターテイメント系をプラットフォームにする通貨、TRON/TRX(トロン)です。
今回はTRON/TRX(トロン)について解説します。
- TRON/TRX(トロン)ってどんな仮想通貨?
- TRON/TRX(トロン)の相場チャート
- TRON/TRX(トロン)の特徴
- TRON/TRX(トロン)は日本進出が示唆されている?
- TRON/TRX(トロン)はバイナンスで買える
- まとめ
TRON/TRX(トロン)ってどんな仮想通貨?
まずはTRON/TRX(トロン)の基本情報です。
単位:TRON、TRX
発行上限:1000億枚
流通量:約657億枚
誕生:2017年9月
※流通量は記事執筆時(2017年12月23日)のもの。
中国発のイーサリアムベースの仮想通貨です。
TRON/TRX(トロン)は世界的な無料コンテンツエンターテイメントシステムの構築を目指しており、クリエイター向けの仮想通貨です。主だったところでは、オンラインゲームプラットフォームを確立する可能性を提供するといったものです。
TRON/TRX(トロン)には現在6つに分かれた計画が存在しており、最終的にはゲーム内課金やゲーム内の通貨としてのやり取りができるようになる事を目標としています。
また発行上限のうち、342億コインは2020年1月1日までトロンの財団が所有し、ロックすると創設者のジャスティン・サンが発言しています。
34251807523.9 TRX owned by Tron Foundation have been locked until Jan. 1st 2020. $trx #trx #tron Address: https://t.co/GFs4rzzDoO
— Justin Sun (@justinsuntron) 2017年12月19日
TRON/TRX(トロン)の相場チャート
引用元:coingecko
※チャートは2017年12月時点での直近3ケ月内のものです。
2017年12月22日にはOKEx取引所に新規上場することが決まりました。
OKExは中国3大取引所のひとつで、世界6位の出来高です。
この上場が価格向上にも影響を与えていると考えられます。
TRON/TRX(トロン)の特徴
TRON/TRX(トロン)はコンテンツエンターテイメントの発展、支援をするための仮想通貨です。
ICOはバイナンスで行われましたが、開始からわずか30秒で完売するなどICO段階から非常に人気がありました。これは、開発に大手マイニンググループBitmaiを運営し、ビットコインキャッシュの仕掛け人でもあるジハン・ウー氏が携わっていたことが影響したと言われています。
また、既に会員数1,000万人以上の音楽ストリーミングアプリ「Peiwo」にTRON/TRX(トロン)が導入されることが決定されています。音楽ストリーミングサービスで仮想通貨が導入されるのはPeiwoが初めてですね。
以上のことからも、誕生して間もない仮想通貨ながら実用性を増している通貨だとも言えるでしょう。
TRON/TRX(トロン)のロードマップ
2017年〜2025年までの約8年間程度をかけて、以下の6段階の計画(アップデート)があります。
1.出国
データ解放
ピアツーピアおよび分散コンテンツに基づいたアップロード、保存、および配布の仕組み。
Exodusフェーズでは、分散ストレージテクノロジに基づいて、TRONはデータの発行、格納および配布のための完全に自由で信頼性の高いプラットフォームをユーザーに提供します。
2.オデッセイ
コンテンツエンパワメント
経済的インセンティブ、エンパワーメント、コンテンツエコロジー、ブロックチェーン技術は、コンテンツ制作、流通、普及のための公正なリターンで、完全に競争力のある経済メカニズムを作り出します。したがって、個人は励ますことができ、コンテンツに権限が与えられ、システムの境界が絶えず拡張されます。
3.大航海
個人のICO
TRONは、ブロックチェーンの利点を基に、所得の測定、配当の支払い、サポーターの管理の3つの主要な問題を解決し、ファン経済からファンファンドへの大きな転換を実現します。
4.アポロ
個人向けの価値のない集中化されたトークン取引の自由な移動
TRONシステムの各コンテンツプロデューサが独自のトークンを発行できるという目標を達成するためには、システムには集中化されていない取引のための完全なソリューションが必要です。集中化されていない取引プラットフォームを確立することにより、システムの価値、財産権、リスクを自由に交換して交換することができ、システム全体の経済的活力を幾何学的倍数で高めることができます。
5.スター・トレック
トラフィックの収益化 - 非集中化と市場予測のゲーム
2014年に世界のゲーム市場の規模は4,500億ドルを超えました。 TRONコンテンツプラットフォームによってもたらされるトラフィックは、非集中化のためのオンラインゲームプラットフォームを構築することを可能にする。開発者は、TRONを通じて自由にオンラインゲームプラットフォームを構築し、完全に自律的なゲームを提供し、市場機能を予測することができます。
6.永遠
トラフィックの変換 - 集中化されていないゲーム
2016年には、グローバルビデオゲーム市場が96億6000万ドルに達し、そのうちの電話ゲーム市場の規模は46億ドルで42%でした。 TRONは、オンラインゲームプラットフォームを確立する可能性を提供します。開発者は、TRONを通じてゲームプラットフォームを自由に設定し、ゲーム開発のための群衆資金を獲得し、共通投資家がゲームに投資することを可能にします。
原文はトロン公式サイトから見ることができます。
TRON/TRX(トロン)は日本進出が示唆されている?
On my flight to Japan❤ pic.twitter.com/LdsuQVrpx1
— Justin Sun (@justinsuntron) 2017年12月21日
2017年12月21日にトロンの創設者ジャスティン・サンが日本に上陸。
We will meet with @binance_2017 this afternoon in Tokyo❤
— Justin Sun (@justinsuntron) 2017年12月22日
東京でバイナンスチームと会うと発言。
一連の発言を考慮すれば、トロンの日本進出も十分に考えられますね。
バイナンスも日本にオフィスを構えていますし、2018年以降は色々と動きがあるかもしれません。
TRON/TRX(トロン)はバイナンスで買える
TRON/TRX(トロン)はBinance(バイナンス)から買うことができます。
バイナンスでは円を使うことが出来ないので、購入する場合はBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)を国内の取引所からバイナンスに送金しましょう。
バイナンスは世界一の取引高を誇る取引所ということもあり、日本語対応もしているので使いやすく、おすすめです。
まとめ
TRON/TRX(トロン)のおさらいをしていきましょう。
- 6段階のアップデートを経て、将来的にオンラインゲームプラットフォームを構築
- 会員数1,000万人以上のアプリ「Peiwo」で導入決定
- コンテンツクリエイター向けの仮想通貨
筆者的にも一押しの通貨です。
2020年まで保有しても良いでしょうね。
是非今後の取引の参考にしてみてください。